保育園での健康管理

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 保育園は、感染症に対する抵抗力の弱い乳幼児が一緒に遊んだり、隣り合って昼寝をしたりするなど、長時間にわたって生活をする場です。
 そよかぜ保育園では、厚生労働省(2023年5月改訂版)「保育所における感染症対策ガイドライン」にのっとり、一人ひとりの子どもの健康と安全の確保とともに、集団での健康と安全を保障して保育をしていますので、次の点をご理解の上、ご協力いただきますようお願いいたします。

入園前

  • 入園前までに受けられる予防接種は、できるだけ済ませましょう。
  • 入園前の個人面談で、健康状態を確認させていただきますので、「入園までの生活状況」と母子健康手帳を持参してください。
  • 入園前から、「早寝、早起き、朝ごはん」の習慣を整えて、体の抵抗力を高めましょう。朝ごはんは、決まった時間にしっかり食べましょう。
  • 主治医(かかりつけ医)を決めましょう。

入園後

  • 起床時に必ず検温を行ってください。
  • 以下の症状がある場合は、当日と翌日お休みをして受診し、登園できるか主治医の指示を受けてください。

熱がある

  • 朝から37.5℃を超えた熱とともに、元気がなく機嫌が悪い。
    食欲がなく朝食・水分が取れていない。
  • 24時間以内に解熱剤を使った。
  • 24時間以内に38℃以上の熱が出ていた。
  • 1歳児以下の乳児の場合には、平熱より1℃以上高いときや38℃以上の熱があるとき。

下痢をしている

  • 24時間以内に2回以上の水のような便がある。
  • 食事や水分を取ると下痢になる。
  • 下痢に伴い、体温がいつもより高めである。

吐く、もどす

  • 24時間以内に2回以上吐いた。
  • 吐き気に伴い、いつもより体温が高めである。
  • 食欲がなく、水分も欲しがらない。
  • 機嫌・顔色が悪く、元気がない。

せきがある

  • 発熱がなくても、
     夜間しばしばせきのために起きる。
     ゼイゼイ音、ヒューヒュー音や呼吸困難がある。
     呼吸が速い。
     少し動いただけでせきが出る。

発疹がある

  • 発熱とともに発疹がある。
  • 今までになかった発疹が出て、感染症が疑われ、医師より登園を控えるよう指示された。
  • 口内炎がひどく食事や水分が取れないとき。
  • とびひ
    ・滲出液(しんしゅつえき)が多く、他児への感染の恐れがある。
    ・かゆみが強く、手で患部をかいてしまう。
    ・顔など、患部などを覆えないとき。

保育中

  • 保育中にも前記の症状が見られたときは、保護者にお知らせします。
  • 病児保育および病後児保育は行っていませんので、速やかにお迎えに来ていただきます。

与薬

  • 原則として、内服薬の与薬は行いません。一日3回の与薬が必要な場合には、昼の分を帰宅後にずらして良いか、受診の際に主治医と相談してください。
  • 外用薬(塗り薬、点眼薬)は、医師処方のもので、保育時間中に使用が必要な場合に限り受け付けしますのでご相談ください。(市販の一般薬は、原則として受け付けません)

ケガの発生の場合

  • 安全保育を心掛けていますが、万が一、受診が必要と思われるケガが発生した場合は、保護者の了解を得て受診をさせていただきます。
  • ケガの程度によっては、保護者に病院にお越しいただく場合があります。

感染症

  • 感染症にかかったときは、速やかに園に連絡し、医師の許可があるまで休んでください。また、感染症が治癒した後の登園には、意見書(医師記入)または、登園届(保護者記入)が必要となります。
     
    意見書(医師記入)または、登園届(保護者記入)は、用紙をコピーするか、ホームページからダウンロードしてお使いください。(意見書は、病院の様式でも構いません)
  • 医師から登園可能と判断された場合でも、お子さんが「元気か」「食欲はあるか」「下痢はしていないか」など、保育園での集団生活に対応できる状態に回復しているか、十分観察し、登園できるか判断しましょう。
  • 嘔吐物(おうとぶつ)や下痢便が衣類などに付いた場合は、二次感染を防ぐため、そのまま袋に入れてお返しします。
  • 園児の家族が感染症にかかった場合も、園に連絡し、園児もお休みしていただくようご協力ください。特に、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、感染性胃腸炎は、感染力が強いので、必ずお休みしてください。
  • 意見書や登園届の必要な感染症以外の疾病に、家族が感染しているときに登園する場合は、必ずマスクの装着をお願いします。マスクのできない園児はお休みしてください。

【参考】インフルエンザや新型コロナウイルス感染症発生時の対応 
保育所における感染症対策ガイドライン(厚生労働省2023年5月改訂版及び横浜市園医の手引き2024年3月改訂版)

インフルエンザや新型コロナウイルス感染症に罹患した児童がいる場合は、施設長は、嘱託医(園医)または、児童の主治医と相談し、指示を受け、他の園児への感染の可能性が無くなるまで登園を停止させます。なお、治癒後の登園の際には、「登園届(インフルエンザ専用)」「登園届(新型コロナ感染症専用)」(いずれも保護者記入)を提出してください。

インフルエンザ登園の目安

  • インフルエンザに罹患した園児は、発症(発熱)した日を0日目として、発症から5日が経過し、かつ解熱した日を0日目として、解熱後3日間が経過するまでは、保育園を休んでもらうようにします。
  • 登園までの日数の数え方
発症(発熱)・解熱した日1日目2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
発症した後、5日を経過するまでの考え方
発症(発熱)
(この日は数えない)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー→
この日から登園できる
解熱した後、3日を経過するまでの考え方
解熱
(この日は数えない)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー→この日から登園できる

新型コロナウイルス登園の目安

  • 新型コロナウイルス感染症に罹患した園児は、発症(発熱)した日を0日目として、発症から5日が経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまでは、保育園を休んでもらうようにします。(※症状軽快とは、解熱剤を使用せずに解熱し、かつ、せきや息苦しさなどの呼吸器症状が改善傾向にある状態を指します)
  • 登園までの日数の数え方
発症(発熱)・解熱した日1日目2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
発症した後、5日を経過するまでの考え方
発症(発熱)
(この日は数えない)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー→
この日から登園できる
症状軽快後1日を経過するまでの考え方 症状軽快ーーーーー→この日から登園できる

その他の衛生管理

  • 衛生的にも、ケガの予防のためにも、爪は短く切りましょう。
  • 保育園では、年2回、嘱託医が健康診査と歯科健診を行っています。
  • SIDS(乳幼児突然死症候群)予防のために、2歳の誕生日を迎えるまで睡眠中の呼吸のチェックを5分おきに行っています。
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